2009年12月29日火曜日

師走絶景


穏かな一日でした。
ふと思い立ち安曇野を眼下に見下ろせる場所にカメラを担いで出かけました。
ここしばらくカメラに触ることも無く時間が過ぎていましたが、
久しぶりの撮影です。
夕暮れ間近の雰囲気を出すのは難しいですね。
一年がまた暮れようとしています。
今年は定年退職、そして再就職と大きな変化のあった一年でした。
皆さんにとって行く年の後姿はどうですか。
さびしくもあり安堵感もあり・・・・・想いは複雑ですね。
行く年は決して振り返ってはくれません。
音も立てずに去っていくだけです。
新しい年がもうそこまで来ています。
新しい年はどんな姿で自分を迎えてくれるのでしょうか。
きっといろんなことが待ち構えているでしょうが
一つ一つ乗り越えていくしかないですね。
ストンと肩の力をぬいて
一歩前へですかね

2009年12月6日日曜日

師走快晴



このところすっきりと晴れ渡る日がありませんでしたが、今日は朝から爽やかな青空。周囲の山々も輝いているかのようです。アルプスはここしばらく雲に隠れていましたが、雪を抱いた美しい姿を見せてくれました。ほっとする一瞬でもあります。
師走に入りもう一週間が過ぎようとしています。昨夜は近所の農家の皆さんとの恒例の収穫祝いでした。夫婦同伴でわいわいがやがやと楽しいひと時をすごしましたが、しばらく前に比べると随分年をとったなあと感じます。出席者の中では私は最年少・・・・60台半ばから70台後半までが中心といったところでしょうか。高齢社会という言葉を聞かない日はありませんが、ここに住んでいる人たちの多くは2世代3世代同居が主流。勿論全員が兼業農家でもあり、農業の中心はここに集った「高齢者」たちです。日本農業の縮図のようなところですが、荒れている田も畑もありません。家族が支えあって米づくりや野菜づくりに精を出す。この大切なものを「小規模高コスト」と、揶揄して来た人たちが、ここに至って手のひらを返したような論調を張る怪しげな世の中ですが、「自分の農業をきちっとやる」これでいいのだと思います。ひとりだけでは出来ません。顔の見える人たちが手を携えて土と向き合う暮らしのあるこの場所が好きです。