2010年4月29日木曜日

季節が困っている?

それにしてもこの春の寒さよ・・・・ですね
五月に入れば穏かな天気が続くと気象予報士は言っていますが、どうでしょうか?
長いスパンで見れば今は気象の変動期であるということを聞いたことがあります。
全てが温暖化の仕業と片つけるにはあまりにも説明のつかない部分があるようにも感じています。
いろんなところで、洪水や旱魃、季節はずれの大雪、挙句の果ては世界の経済までも麻痺させるほどの火山の噴火・・・数え上げればきりが無いのですが、全ては自然のなせる業と考えればこれも受け止めるしかないです。
自分の農業を考えてみても先週末の冷え込みがこれからどういう影響が出るのか見当もつかないのです。固い蕾が膨らんでくるのかも心配です。近所でも稲の苗が伸びなくて田植えをどうしたもんか・・・と皆悩んでいます。ゴールデンウイークどころではないなと思います。
それでもこの期間に田んぼの準備と畑仕事で出来ることはやっておかなければ・・・・

そういえば春と秋の連休を全国のブロック単位にずらして取得する案が真面目に議論されているようですが、このゴールデンウイークがもし、五月末にずれたらこの地域の兼業農家は崩壊すると思います。暮らしと自然の調和を取りながら暮らしている地域のリズムを観光産業の景気対策とやらで壊されたらたまったもんではありません。こんな発想して遠くの親にもとに行くとか友人に合うとか、庶民のささやかな幸福感を台無しにしてしまうと思うのですが・・・・・記念日という発想を捨て去ることがとても危険なことだと単純に思うのです。それよりも有給休暇の取得の義務付けのほうがよほど人間的だと思うのです。

2010年4月10日土曜日

風が冷たくて引きこもり

週末・・・

朝から気持ちのよい風が吹いていました

庭の水仙も今を盛りと・・・

水路沿いの桜は早八部咲き


まさにこの世の春とばかり咲き誇っているかのよう
朝日に染まる姿がなんともいえませんね。

わが家の古木ソメイヨシノはまだまだ5部咲き程度かな

2階の窓から一杯の桜を感じることが出来ます。
今日は一日風が吹いていました。
朝方はぶどう園で第一回目の消毒をみんなで
しかし、午前から冷たい風が吹いていて
なんとなく外仕事をしないでだら~っと時を過ごしてしまいました。
ここ数日腰も痛く、としを重ねたせいでしょうか
まさに引きこもり状態でした。
今夜は合唱団の練習
エイヤッと出かけましょうかね。

2010年4月4日日曜日

ついに御柱見た



 信州諏訪大社では7年目の寅年と申の年に宝殿を新築し社殿の四隅にあるモミの大木を立て替える祭りを行います。この祭りが「御柱祭」と呼ばれるもので、諏訪地域に住む人々こぞって参加する天下の大祭として広く知られています。諏訪の人々は巨木を山から切り出し坂を落とし川を渡り里を曳き5月上旬には社殿を囲むように各社殿四隅に立てられるのです。そして、つとに有名なのが茅野市宮川で行なわれる「木落し」です。長さ36メートル最大斜度27度の斜面を若者を乗せたままいっきに落ちてゆくさまは最大の見せ場でもあります。その現場に初めて行ってきました。坂の下にある河川敷に臨時の観覧席が設けられチケットは抽選で当選しなければ手に入らない「ゴールデンチケット」です。幾口も当選した知り合いから譲っていただき友人夫婦といってきました。初めての経験です。

松本からの電車は茅野駅に着くころはすし詰め状態。駅のとなりにある案内所で御柱の法被をいただき、地酒の試飲に心も体も熱くなり現場に着きました。きのうと今日で合計八本の御柱がこの坂を下っていくのです。天気よし、気分よし、桜のつぼみがピンク色を濃くしつつある日曜日最高の気分でした。木落しの瞬間湧き上がる歓声が自分を元気にしてくれたような気がしています。

わが家の近くの水路沿いの桜もピンクの色を濃くし開花直前。信州に素敵な季節がやってきました。


帰途、有名な「真澄」醸造元へ立ち寄り再度試飲した酒に心うきうきでした。