2010年9月26日日曜日

みんな頑張れ



素晴らしい青空で一日がスタートしました。
つい最近までぶどう園や自家菜園
そして水田の管理等多能な休日を過ごしてきただけに
たくさんの時間が自分のものになる幸せを感じています
きのうは暖かな一日でしたが遠いところの台風のせいでしょうか
風の強い一日でもありました
ふと枯れ枝に目をやると
蜻蛉が風に飛ばされまいと必死にしがみついていました
思わずカメラを向けました
飛ばされるな頑張れ・・・・蜻蛉と気持ちが通じ合ったような錯覚
さ、新しいが始まります
みんな頑張れ

2010年9月18日土曜日

すっかり秋


あの暑かった日々が懐かしく感ずるほど爽やかな秋空
ぶどう園の収穫も終了し稲刈りまで終りました
ホッと一息・・・・
今日は野沢菜と大根を蒔きました
いつもの年ならもっと早い時期に蒔いているのですが
今年は超多忙であったこともありますが旱魃気味で蒔くチャンスがありませんでした
キバナコスモスもあの炎天下を乗り越え落ち着いた黄を見せてくれています
秋がどんどん深くなって素敵な空気が一杯吸えますね

2010年9月5日日曜日

秋来ぬと


それにつけても毎日暑いです。
九月も第一週を終えようというのに・・・・・
昨日からぶどうの収穫も本格化
想定を超える高温でぶどうの熟度も進んできました。
冬の剪定に始まったことしのぶどうづくりもいよいよ終盤。
もっと頑張れたかなぁと毎年思うのですが
自分なりにぶどうづくりに向き合ってきたつもりです。
頑張ればぶどうが応えてくれる・・・・
朝、通勤バスを待つ人の影は真夏の雰囲気ですね。
まだ7時前だというのに・・・・・・
秋よしっかり来い・・・・

2010年8月22日日曜日

残暑ざんしょ



わが家の玄関に朝顔が元気に咲いています。
早起きして今日はどれくらい咲いたかな・・・と
見るのが楽しみです。
朝顔と暮す・・・・いいですね

2010年8月15日日曜日

静かな盆



走る風に花が揺れます
やわらかな陽射しのなかで
私の心に聞こえるは
風とコスモスの囁き
コスモスよ 大地よ 光よ
たくさんの花をありがとう

2010年8月1日日曜日

八月は 夢花火



今日から8月
いつの間にか井上陽水を口ずさんでいます。
わたしの心は夏模様・・・・・か
庭のノウゼンカズラも元気に咲き誇り
野菜畑にはキバナコスモスが彩りを添えてくれています
そしていつもの年より一週間は早いでしょうか?
コシヒカリが穂を出しました。
まだまだ2割くらいの出穂ですが
梅雨明け以来の元気な夏が背中を押してくれているようです。
昼をはさんで近所の皆さんとの交流会でした。
わたしたちのぶどう園の下で
久しぶりの笑顔が並びました。
年に一度の催しですが
大きな笑い声が木漏れ日に溶け込んで
暑い夏をふと忘れさせてくれるひと時となりました。
とにかく暑い毎日です。
よく食べて元気で毎日を過ごしましょう。
では素敵な一週間を・・・・・






2010年7月21日水曜日

いつのまにか夏



長い時間このブログに書き込みをしませんでした。結論的にはサボっていたのですが・・・・
今年の季節の移ろいは男性的?いつまでこの雨続くのかとうんざりしていたのに、一気に夏の太陽がぎらぎら続く毎日になりました。こんな経験もあまり無いような気がします。
継続して続けるということは続けている限り簡単なのですが一度途切れるとそこに戻るのが大変ですね。たかがこのブログに書くことでさえそうなのですから、何かを学ぶとか趣味を続けるとか、傍目にはいとも簡単にやり抜いていることも本人の「続ける」というつよい想いの強さがどれだけあるかということでしょう。
それにしても暑い暑い毎日です。ぶどう園の仕事も袋かけの段階になりいよいよ最終コーナー・・・マイガーデンもたくさんの恵みを食卓に届けてくれています。当たり前の毎日のあることがとても大切ですね。
さ、暑さに負けず前を向いて頑張りましょう。

2010年5月10日月曜日

春爛漫


長い休みが終わりまた日常が戻ってきました。
どこかへ遊びに出かけた人、どこにも行かず家でのんびりしていた人、田んぼ仕事に精を出していた人・・・いろんなすごし方があったと思います。周囲には兼業農家が多いので、この期間はトラクターや田植機のエンジン音があちこちから心地よく聞こえていました。特に田植機の音は軽やかで聞くだけで季節感を感じます。所得保障制度があろうが無かろうがこの地域の人たちは几帳面に農業に向かっています。大規模な人だけではこの国の食を支えられないことは明々白々・・・・
こういう層がいるからこそ田園の景観は維持され多くの人に穏かで落ち着いた田舎暮らしを提供できているのですよね。
もちろんそんなのんきなことを言っていられない地域が近くに存在することも事実です。そういう地域の人たちがずっと住みたくなるようなことを実現するのが政治だと思うのですが。
わが家の庭も春爛漫。一年の中で一番美しい時です。
もうそろそろ毎日庭の草むしりでもしていたくなる様気がしてきました。


2010年4月29日木曜日

季節が困っている?

それにしてもこの春の寒さよ・・・・ですね
五月に入れば穏かな天気が続くと気象予報士は言っていますが、どうでしょうか?
長いスパンで見れば今は気象の変動期であるということを聞いたことがあります。
全てが温暖化の仕業と片つけるにはあまりにも説明のつかない部分があるようにも感じています。
いろんなところで、洪水や旱魃、季節はずれの大雪、挙句の果ては世界の経済までも麻痺させるほどの火山の噴火・・・数え上げればきりが無いのですが、全ては自然のなせる業と考えればこれも受け止めるしかないです。
自分の農業を考えてみても先週末の冷え込みがこれからどういう影響が出るのか見当もつかないのです。固い蕾が膨らんでくるのかも心配です。近所でも稲の苗が伸びなくて田植えをどうしたもんか・・・と皆悩んでいます。ゴールデンウイークどころではないなと思います。
それでもこの期間に田んぼの準備と畑仕事で出来ることはやっておかなければ・・・・

そういえば春と秋の連休を全国のブロック単位にずらして取得する案が真面目に議論されているようですが、このゴールデンウイークがもし、五月末にずれたらこの地域の兼業農家は崩壊すると思います。暮らしと自然の調和を取りながら暮らしている地域のリズムを観光産業の景気対策とやらで壊されたらたまったもんではありません。こんな発想して遠くの親にもとに行くとか友人に合うとか、庶民のささやかな幸福感を台無しにしてしまうと思うのですが・・・・・記念日という発想を捨て去ることがとても危険なことだと単純に思うのです。それよりも有給休暇の取得の義務付けのほうがよほど人間的だと思うのです。

2010年4月10日土曜日

風が冷たくて引きこもり

週末・・・

朝から気持ちのよい風が吹いていました

庭の水仙も今を盛りと・・・

水路沿いの桜は早八部咲き


まさにこの世の春とばかり咲き誇っているかのよう
朝日に染まる姿がなんともいえませんね。

わが家の古木ソメイヨシノはまだまだ5部咲き程度かな

2階の窓から一杯の桜を感じることが出来ます。
今日は一日風が吹いていました。
朝方はぶどう園で第一回目の消毒をみんなで
しかし、午前から冷たい風が吹いていて
なんとなく外仕事をしないでだら~っと時を過ごしてしまいました。
ここ数日腰も痛く、としを重ねたせいでしょうか
まさに引きこもり状態でした。
今夜は合唱団の練習
エイヤッと出かけましょうかね。

2010年4月4日日曜日

ついに御柱見た



 信州諏訪大社では7年目の寅年と申の年に宝殿を新築し社殿の四隅にあるモミの大木を立て替える祭りを行います。この祭りが「御柱祭」と呼ばれるもので、諏訪地域に住む人々こぞって参加する天下の大祭として広く知られています。諏訪の人々は巨木を山から切り出し坂を落とし川を渡り里を曳き5月上旬には社殿を囲むように各社殿四隅に立てられるのです。そして、つとに有名なのが茅野市宮川で行なわれる「木落し」です。長さ36メートル最大斜度27度の斜面を若者を乗せたままいっきに落ちてゆくさまは最大の見せ場でもあります。その現場に初めて行ってきました。坂の下にある河川敷に臨時の観覧席が設けられチケットは抽選で当選しなければ手に入らない「ゴールデンチケット」です。幾口も当選した知り合いから譲っていただき友人夫婦といってきました。初めての経験です。

松本からの電車は茅野駅に着くころはすし詰め状態。駅のとなりにある案内所で御柱の法被をいただき、地酒の試飲に心も体も熱くなり現場に着きました。きのうと今日で合計八本の御柱がこの坂を下っていくのです。天気よし、気分よし、桜のつぼみがピンク色を濃くしつつある日曜日最高の気分でした。木落しの瞬間湧き上がる歓声が自分を元気にしてくれたような気がしています。

わが家の近くの水路沿いの桜もピンクの色を濃くし開花直前。信州に素敵な季節がやってきました。


帰途、有名な「真澄」醸造元へ立ち寄り再度試飲した酒に心うきうきでした。

2010年3月21日日曜日

急ぐな




うーん
今年の春は急ぎ足です
昨日もぶどう園の枝を針金に止める作業をしていましたが
あたたかいこと、あたたかいこと・・・・
5月中旬の気温とか
それでも姿格好は冬バージョンから一気には抜け出せず
中途半端な気持ちでの作業でした
春を謳歌するという素直な気持ちになれない自分がいます
さらに、中国大陸からの黄砂そしてとてつもない風
この国の気象はどうなってしまったのでしょう
それでも庭に目をやれば福寿草やクロッカスが春を告げてくれています。
4月の声を聞けば桜も花を開くでしょう
そういえば水仙のつぼみが大きく膨らんで光を通すと薄緑の中につぼみが見えます
春の急ぎ足についていけないのは人間だけで
花や木はゆったりと受け止めて順応しているのでしょうね
今日はお彼岸の中日
黄砂が一際気になる一日になりそうです
さ、元気で・・・・

2010年3月2日火曜日

それにしても



昨日から白骨温泉に出かけました。休みをいただいての保養です。乗鞍高原からスーパー林道を経由して自宅から約1時間半・・・・まだ三月に入ったばかりだから雪は多いだろうと覚悟の上のドライブでしたが、道にはもちろん周囲の山々にも雪が少なく、期待はずれでした。確かに最近春のようなバカ陽気が続いていましたが、これほどとは・・・・

三月下旬のような姿です。このまま素直に春が来るとは思えないですが、「どこかで春が・・」なんてもんじゃなくて「春が来た春が来た」という雰囲気で、コート無しで十分でした。

それにしても白骨温泉のお湯は堪能します。昨日からなんと4回入浴しました。ぬる目のお湯はのんびりゆっくり入るのに最適です。硫黄の香りがなんともいえぬ雰囲気を作ってくれます。ここの温泉は240年もの長い間人々に親しまれてきているとのこと。特に冬はこの白骨の醍醐味を堪能できる季節。昨日は何と雨降りでしたがこれが雪であったらなお一層素敵な思い出になったのに、残念です。ま、それでも湯の温もりがしっかり体と心ににしみた素敵な時間でした。

2010年2月11日木曜日

花に学ぼう 鳥に学ぼう

このタイトルは一昨年、私が事務局を担ったあるセミナーで、立松和平さんからいただいた色紙に書かれているもの。私の書斎に掲げてあります。今年の年賀状にも私の思いを表現する最適なメッセージとして書かせて頂きました。
彼とは15年くらい前でしたか、食を通じた地域の活性化を皆で考えようと考えたシンポジウムで基調講演をお願いしたときが初めての出会いでした。本日付の松本市民タイムスコラムを執筆している論説子もシンポジストのおひとりでした。私は事務局でした。あの時立松さんは自分で会場まで来るから迎えには及ばないと・・・リュックサックを背負っていつの間にか会場に見えていました。あの当時は,ニュース番組ですでにおなじみの方でした。気さくで朴訥に語るあの語り口が忘れられません。彼は、知床での農業に取り組む想い、そしていのちを継ぐ海への想いをわかりやすく端的な言葉で語ってくれました。勿論、後の懇親会が盛り上がったことは言うまでもありません。今日中に東京に帰りたいと、大丈夫だからとリュックサックを背負ってお一人で松本駅に向かわれた後姿をいまさらながら思い出します。
それから十数年の後、そこでいただいた色紙がこんなにも重く私に語りかけてこようとは。
いつの時代でも大切なものは変わりが無いはずです。当たり前のことを当たり前に人の心に愚直に語りかけることの出来る大きな存在が消えてしまいました。この地球にとって大切なものは何なのか、「仕分け」という言葉に踊る世間に危機感を覚えるのは私だけではないはずです。
自分なりに彼の思いの何万分の一でも伝えることが出来ればと心新たです。

2010年1月31日日曜日

如月

早いもので明日から2月。
私の住んでいる信州は冬の真っ只中ですが
このごろ梅の便りを聞くようになりました。
遠い山の向こうで小さな春が目を覚まそうとしているかもしれません。

今日は久しぶりに駄犬の散歩に出かけました。
吹く風は冷たかったのですが
田んぼ路を歩くことは心のリフレッシュにもなります。

ぶどう園の剪定も終わり切り落とした枝の片付けも完了。
まだまだ春に向けた作業は続きますが
秋の稔りへの期待は益々膨らんできます。
農道を通る人が「大変ね」と声をかけてくれます。
大変ではなく「楽しいね」です。

毎年毎年新しい命を迎える・・・・
農の奥深さの入り口にようやく立てたような気がします。
自分にとって素敵な農があればそれでいいと思います。

さ、明日から新しい月。
産まれたばかりの春の香をどこかに見つけに行きたいですね。

2010年1月10日日曜日

さあ、スタート


三連休の2日目です。今朝は白いものがチラッと舞いましたが穏かな一日のスタートとなりました。昨日、雲ひとつ無い晴天の下でぶどう園の剪定作業がスタートしました。この作業が今年の出来不出来を左右するといっても過言ではありません。でも、何年やっても難しいです。


JAの指導員はてきぱきと鋏を入れていきます。ここをこう落とせば来年はこうなる・・・・・枝が込んでいるところは樹そのものを切る・・・・・まさに鮮やかに鋏を入れながら明快に説明をしていく。仲間とわいわいがやがや言いながら切り込んでいく秋には結果が出ます。


遠くに見えるアルプスの山並みが優しく微笑んでくれているようでした。気心知れた仲間との作業・・・・
大切な時間です。