2008年3月30日日曜日

区切りの季節



3月ももうおしまい。
4月が目前に迫ると
いつものことですがなんとなく
時間という空間が一段落して
新しい空間に生まれ変わるような感覚を覚えます。
子供の頃から進級、進学と深く考えることもなく
過ごしてきましたが
年齢を重ねるせいでしょうか、
なんともいえぬ深い感慨を覚えるのです。

3月最後の週末は
ぶどう園の整備や枝の誘引作業で
せかせか働きました。
午前中で一段落してほっとしているところです。
庭の水仙や梅の花も春が本格的にきたことを
知らせてくれています。

もう半月もすればすっかり春の装いになっていることでしょう。
明日は弥生の晦日。
この春定年を迎える皆さんとのお別れの日でもあります。
来年は自分の番です・・・・・・・


2008年3月23日日曜日

春よ急ぐな

どうなってしまったのでしょう?
四月下旬だとか五月上旬だとか・・・・・・
何を急いで何処へ行こうとしているのでしょう?
春よ来いではなく春よ急ぐなと歌いたくなります。
これをすぐ温暖化のせいと騒ぐことは意味のないことですが
どこかで揺り戻しがこなければと念ずるばかりです。


今日は朝から田んぼの畦を焼きました。
風も無くよく乾燥していてごらんのとおり畦もきれいになりました。
稲の害虫駆除が目的です。
枯れ草の焼けるにおいは将に春の香りです。
ゆっくり上る煙にも春の日差しがやさしくそそいで
時間がゆっくり流れるような気がしました。

また明日から忙しい日々が始まります。
年を重ねるにしたがって「起動力」が減衰していくような気がします。
「ようし!頑張るぞ!」とは思うのですが・・・・・
ま、そんなこといわずにですね。

素敵な一週間を送りましょう。

2008年3月16日日曜日

穏やかな一日

春の陽が暮れようとしています。

今日は穏やかな一日でしたね。
こんなに気候が速く進んでいいんでしょうか?
人間がついていけない気がしますね。

でも・・・
暖かいってことは気持ちにまでゆとりが生まれるから
南の国の人たちがのんびりしているってのはそういうことなのかもしれませんね。

今日は朝から家内と軽井沢へ行ってきました。
浅間山も美しい稜線を見せてくれていました。
お昼は小諸の藤村ゆかりの料亭?でゆっくり。


まだまだ冬の装いをしている木々たちですが、
時間がゆっくり過ぎていくのを感じることができ
また頑張ろうという気になってきました。
年度の変わり目はどこでも忙しいでしょうが
大切なことを忘れないようにしたいものです。






我が家のプランターのチューリップも
春の日差しに見守られすくすく伸びてきました。



自分は本音はもう少しし冬眠していたい気分ですが
春に励まされて週末農業がスタートです。

今週も元気で・・・・

2008年3月8日土曜日

忙中閑有り

今日も穏やかな土曜日でした。
朝は真冬並みの寒さでしたが
昼間は10℃を越えてずいぶん暖かく感じました。
ここしばらく毎日午前様が続きました。
もちろん酒飲みではなく仕事です。
昨日までに絶対区切りをつけるつもりで自分なりに頑張ったつもりです。

今日は、先週残したぶどうの剪定枝の片付けを午前中・・・・
ま、あくせずせずのんびり作業を進めました。
実は、友人から陶器の上薬にぶどうの枝の灰が欲しいと言われました。
不純物が混じらないようにとの条件もついて・・・・



写真の状態ではまだだめです、
これをほっとくと真っ白な灰になります。
この灰が上薬として陶器に美しい色を出すのだそうです。
自分たちのぶどうの枝が陶芸の世界に役立つなんて
ロマンチックな話ですね。



2008年3月2日日曜日

春かぁ


光の色がどんどん濃くなって
長い間眠りについていた生き物たちが
よっこらしょ・・・・と起き出してくるような
のどかな安息日でした

ぶどう園に積もった雪もようやく消え
今日は仲間と、剪定した枝を片つけました
久しぶりに身体を動かしていると
じわーっと汗ばむほどの暖かな一日でした
風もなく静かで
久ぶりにスカッとしたと言ったところでしょうか

剪定した枝は野菜畑に持ち込んで焼きました
地球温暖化といった観点からは若干問題ありですが
ぶどうの葉が吸収する二酸化炭素は相当な量になると思います
だから、少し大気へ二酸化炭素を返すことになるのは
赦して欲しいと思います。

たくさんの灰ができますがその中にサツマイモを入れておきました。
ぬれた新聞紙にくるんで
30分ほど入れておいたでしょうか。
見事な焼き芋が出来上がりました。

その黄色の美しいこと
そしてうまいこと・・・極上です

心が洗われた素敵な日曜日でした。