2010年1月31日日曜日

如月

早いもので明日から2月。
私の住んでいる信州は冬の真っ只中ですが
このごろ梅の便りを聞くようになりました。
遠い山の向こうで小さな春が目を覚まそうとしているかもしれません。

今日は久しぶりに駄犬の散歩に出かけました。
吹く風は冷たかったのですが
田んぼ路を歩くことは心のリフレッシュにもなります。

ぶどう園の剪定も終わり切り落とした枝の片付けも完了。
まだまだ春に向けた作業は続きますが
秋の稔りへの期待は益々膨らんできます。
農道を通る人が「大変ね」と声をかけてくれます。
大変ではなく「楽しいね」です。

毎年毎年新しい命を迎える・・・・
農の奥深さの入り口にようやく立てたような気がします。
自分にとって素敵な農があればそれでいいと思います。

さ、明日から新しい月。
産まれたばかりの春の香をどこかに見つけに行きたいですね。

2010年1月10日日曜日

さあ、スタート


三連休の2日目です。今朝は白いものがチラッと舞いましたが穏かな一日のスタートとなりました。昨日、雲ひとつ無い晴天の下でぶどう園の剪定作業がスタートしました。この作業が今年の出来不出来を左右するといっても過言ではありません。でも、何年やっても難しいです。


JAの指導員はてきぱきと鋏を入れていきます。ここをこう落とせば来年はこうなる・・・・・枝が込んでいるところは樹そのものを切る・・・・・まさに鮮やかに鋏を入れながら明快に説明をしていく。仲間とわいわいがやがや言いながら切り込んでいく秋には結果が出ます。


遠くに見えるアルプスの山並みが優しく微笑んでくれているようでした。気心知れた仲間との作業・・・・
大切な時間です。