2008年2月24日日曜日

ビオトープ





ずいぶん光の色が濃くなってきました。
今日は地域の皆さんとビオトープの研修に出かけました。
国営アルプスあずみ野公園をはじめ
池田町の花見地区の自然水路を作りながら
蛍の里作りをすすめている話を聞いたり
松本市のアルプス公園で
若干の座学の時間を設けたり
私の住んでる地域では
農と住の共生を目指した取り組みが進んでいます。
ビオトープづくりはその取り組みの一環として計画されているものです。
あるがままの自然の姿で虫や鳥を呼びたい・・・・・
蛍もこの周辺から消えて長い時間がたっています。
ロマンをかきたてられる取り組みだと思いました。
写真の水路は池田町の自然水路です。
ことのほか光の色が優しいような気がしませんか?
横長の写真は松本市アルプス公園から
わが地域を展望した写真です。
ビオトープづくりを通じて
やさしい社会ができれば最高ですね。



2008年2月17日日曜日

気持ちよかった



今日は隣の市、安曇野市の市制誕生を記念したコンサートに出演しました。
メインステージはベートーベンの交響曲第9番
私の所属する男声合唱団はその前のステージを任されました。
尾崎喜八の詩に多田武彦さんが曲をつけた「安曇野」をはじめ
安曇野の春を歌った「早春賦」など3曲を歌いました。
会場の公民館は音響は余りよくないのですが
気持ちよく歌うことができました。
第九はサイトウキネンフェスティバルの1000人合唱や
10年前の長野オリンピック開会式などで経験があるので
練習不足でしたが思い切り歌うことができました。
人生も第4コーナーを回ってゴールイン間近となっている今
彼らと歌う楽しさは格別です。
忙しさに自分を見失いがちになります。
そんな時、歌うことで自分を取り戻すことができるような気がします。
今年は雪が消えません。
まだまだ寒い日が続きますが
元気で爽やかにすごしたいものです。

2008年2月10日日曜日

日ざしに春の香り


週末には雪が降る・・・・・
今年の冬はいつもの冬とは少し違っていますね
今日は青空が顔を出し
爽やかな朝を迎えています
我が家の庭木もすっかり綿帽子をかぶって
光の色は濃くなってきましたね
春の香りは日々濃くなっていくのでしょう
昨日は職場の同僚の結婚式でした
同僚?
もちろん娘と同い年のお嬢さんがお嫁に行きました
結婚することが幸せの最高峰では無いのですが
やはり結婚披露の宴というのは
独特の感情を呼び起こしますね
娘の同世代ということもあります
そして
娘もこの秋には嫁ぐことが決まっています
雨の日には雨の日の
風の日には風の日の
晴れの日には晴れの日の生き方があるのです
あせらずじっくり信頼しあうことしかありません


2008年2月2日土曜日

なげださない



もう2月です。
陽射しに春のにおいを感じるようになりましたね。
でも・・・まだまだ寒い日が続きます。
今日は諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生のお話を聞く機会に恵まれました。
地元のJAが主催したセミナーでした。
会場で買い求めた本に先生のサインをいただきました。
これは貴重な宝物です。
今日のテーマは「食と命」。
先生は「がんばらない」の著書がベストセラーになるなど
あまりにも有名な方ですが、
チェルノブイリ原発の放射能を被爆した人たちへの
医療活動でベラルーシ共和国の勲章までいだいた方です。
最近ではイラクへの医療支援にも取り組んでいます。
諏訪中央病院では「住民とともにつくる医療」の実践を
ライフワークとして大きな足跡を残されています。
講演会を通じて感じたことは
語り口のやわらかさです。
そして言葉の端はしに「やさしさ」があふれていました。
私たちが忘れかけている大切なものを呼び覚ましてくださったと思っています。
食べることは生きること。
その食を疎かにした結果
家庭が崩壊し地域が崩れていく。
長い間作り上げてきた食をもう一度きちっとしなければ
命は儚いものになります。
「人を支えることで自分が生かされる」
著書「なげださない」の終章のこの一行が
心に静かにしみこんでいきます。