2009年11月8日日曜日

素敵な週末



この週末地元のJAの「JAまつり」に行ってきました。会場は信州まつもと空港近くの「やまびこドーム」です。空港周辺は信州スカイパークとして整備され、もともとあった平地林がドームを囲み心安らぐ場所となっています。晩秋の長い影が林の中に美しいコントラストを描き出してくれています。
穏かな日和のなかで「農」の想いのこもったさまざまなイベントが繰り広げられていました。農業は政治の道具として使われ、大切なことを皆が忘れているような気がします。もっとそんな想いを会場で訴えて欲しいな・・・と感じました。
今日は、わが家の畑の片付けを家族で行いました。あまりにも穏かな一日で家に入るのが惜しいような一日でしたね。つい最近まで咲き誇っていた黄色のコスモスも先日の初霜で全て花を落としてしまい、全て片つけることとしました。来春まで畑もリフレッシュ期間です。
どんどん日が過ぎてこのままではあっという間に年末になりそうですね。
さ、すぎ行く秋を大切に・・・・

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

この「やまびこドーム」周辺の平地林の写真を見たときに思い出されるのが、信州の飯田出身の菱田春草の描いた「落葉」です。

菱田春草は明治23年東京美術学校に入学して日本画を学び、そこの教師をしていましたが、当時好調であった岡倉天心の呼びかけで、横山大観や下村観山らとともに東京美術学校から離れて、日本美術院を創立して近代日本画を生み出しました。

信州が生んだ、彫刻の荻原守衛と日本画の菱田春草は、明治時代に日本の近代彫刻と近代日本画の先駆者となった人です。

文学ではもちろん藤村藤村を忘れるわけにいきません。