2008年12月14日日曜日

きちっと向き合う


昨日誘われてセミナーに参加しました。
羽成幸子さんというカウンセラーでもありエッセイストでもある方のお話を聴きました。
五人の身内の介護体験をもとに、
介護する側される側の心のあり方を独自のユニークな発想と介護哲学でわかりやすくお話をされました。会場は200名ほど。ほぼ満席でした。
「介護することは自分の老いのリハーサル」と語り全国各地を講演し深い共感を得ている方です。
介護する側もされる側も慣れるしかない・・・かっこつけていられない。大変だと正直に思うこと。そして、自分の老いを意識することから介護は始まる・・・等、
我家のことを考えるとすべて身につまされる話でした。

そして、終わりに
「自分の老いと死を次の世代に見せることがたいせつです。
介護は自分の死のリハーサルでもあり、自分もやがて死ぬのです。
だからしっかり生きることが今大切です。命を燃やさないと死ねないのです。」

心にしみたお話でした。

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