2008年12月28日日曜日

冬の青空


前回の投稿から時間が空いてしまいました。
ほぼ定期的に更新してきたころに比べると
ゆっくり自分に向き合うことを避けているようなところがあったのかもしれません。
”忙しい忙しい”と自分に言い聞かせるだけ・・・・・・
そして演奏会を終えた燃え尽き症候群との合併症ですかね。

あと数日で今年も終わりを告げます。
年初と年末でこんなに世情が変化した年もなかったのではないでしょうか。
すべて人のなせる業なのですが
どことなく自然災害にも似た評論が多いことに気づきます。
世界中が当事者ではなく傍観者になっているような気さえします。

我家の南にあるぶどう園に久しぶりで足を伸ばしました。
年明けからは剪定作業も始まります。
寒さをじっとしのぐことで新しい季節に命を広げることが出来る・・・・
自然の摂理は神のみのなせる業なのです。
ぶどうの自然の力をもっと信じる・・・・
丸い円柱状のものは稲わらです。
来季はこの力だけでぶどうをならせて見ようと思います。

朝のテレビで石破農水大臣が出演して日本農業について”識者”がさまざまな考えを論じていました。
どなたも自給率の向上は語ります。
だけど、誰にも犯すことの出来ない自然の摂理がすべてを決めることを語りません。
一部の成功事例がすべてのような錯覚・・・・
生命の対価をどう判断するのでしょう。
これまで日本農業はコスト高過ぎる
外国ではこんなに安いコストなのに努力不足と言っていた方が
国産至上主義を訴える。
こんな茶番を垂れ流すマスコミ、
そして底の浅いキャスターなんとかならないものでしょうかね。

農業はビルの中では成り立ちません。

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