2009年3月21日土曜日

イタリアに行ってきました


先週から今週にかけて長男とイタリア旅行に行ってきました。イタリア旅行といってもローマとフィレンツェそして斜塔で有名なピサを訪れました。ヨーロッパの中でもイタリアはこれまで訪れる機会もなく、いわば憧れの地でもありました。自分は役職定年という区切りの意味で、長男は大学卒業というタイミングでした。
歴史の町ローマはコロッセオや凱旋門など、教科書や映画で見たままの風景が一杯。かつての栄光を物語る。「ローマは、一日にして成らず」「すべての道はローマに通ず」……果てしない時空を超えて今なお多くの人々の心をとらえる街並み。古代遺跡、カトリックの総本山として世界に君臨するヴァティカン、スペイン階段、テヴェレ川。その質と量に圧倒されたことは言うまでもありません。

男二人の殺風景な旅ではありましたが、あたたかく迎えてくれたイタリアが大好きになりました。オペラ公演があれば是が非でもと思ったのですが私たちの滞在期間には公演が無く、長男の強い要望でサッカーの試合を見ることになりました。ヨーロッパチャンピオンリーグ「ローマ対アーセナル」の試合でした。まず見ることの出来ない一流の試合をその場で見ることが出来これも幸せでした。その迫力たるや想像を絶するものがあった事は申すまでもありません。サポーター席は発炎筒を焚きながらの大騒ぎ・・・・われわれ一般席でさえ立ったり座ったり、抱きあったり、絶叫したり。地鳴りのような応援風景にあっという間に時間が過ぎたことは言うまでもありません。大げさに言えば人生観が変わるほどの衝撃でした。
ただ、若い女性はきれいなのですが、タバコを吸う人が多く少々がっかりでした。女性の喫煙率は世界でも高いほうではないでしょうか。喫煙について寛大な国という印象を受けました。それでも、背筋を伸ばしてスッスッと歩く美しさが心に残ったことは当然です。

長男にどんな思いが残ったのか不明ですが、また行ってみたい・・・・そんな気にさせるたびでした。

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