2007年7月21日土曜日

すっきり

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自分のような兼業農家の
多くが米づくりをしています。
機械化がすすみ
投下する労働時間も少なくなりました。
その分経費も増え、
かつてのように田んぼ2haあれば子供大学へ出せた・・・・
夢のような話。
米価は国際競争力云々とやらで徐々に下がる一方で
米づくりから収入を得ることは不可能となりました。
「食の多様化」とやらで米を食べなくなった・・・・
どこかの大国の戦略にまんまと乗せられて・・・・

でも、みんな米を作るのです。
先祖からの田を荒らせない、自分だけ作らないのは「ずく」なしと思われる。
いろんな理由があります。
米づくりが好きだという人もいます。
米づくり専門に農業を経営しようとすると20haは必要。
それでも「経営」という視点で見ると製造業のようなわけにはいきません。

それでも経済界は護送船団だとか、
高コストなのはあたかも農業サイドに問題があるような論調が
幅を利かせます。

実は日本の食糧生産の底辺を支えているのは兼業農家なのです。
われわれが作るのをやめたら日本は確実に飢えます。
そして、水と緑に囲まれた日本の農村風景は壊れます。
世界的な食糧危機は目前です。

田んぼづくりの中で大変なのが畦の草刈です。
今日は午前一杯伸び放題の雑草を刈り取りました。
汗だくで腰は痛いし、
ヘトヘトでした。
でもスっきりです。
床屋さんに行ったようなものですね。
年をとるとこの畦草刈が大変になり米づくりをやめていきます。
機械化が困難な部分です。
自分もやがてそうなるのでしょうね。


家のすぐ脇の畦に毎年「朝鮮ダリア」が咲きます。
自分の子供のころから見てきた花です。
この花が咲くともう盛夏です。

日本サッカー勝ちました!
良かったよかった。